デリヘル店はポイントシステムだけでは儲からない？

キャバクラやセクシーパブに行くと割と高確率で名刺やポイントカード、会員カードをもらうことができます。当たり前ですが、それはまた来店してもらい、リピーターになってもらいたいからという意味が強いです。
　
このように名刺やポイントカードによりリピーター増産の施策は既に当たり前になっていますがデリヘルではなかなかポイントカード、会員カードなどのカード戦略が浸透しきってないように思われます。

一番の大きな課題はポイントカードの保管場所です。
ほとんどのデリヘル店は大多数が店名から聞いただけで風俗関係の店だということがわかる名称を付けています。
例を挙げるとすると、『～寂しい人妻の淫靡な癒し～』のような名称ですね。風俗店だと一発でわかる名前となっています。

このような風俗店の名前の入ったカードはもらうこと自体に抵抗がある人もいますし、カードを財布に入れておいたとして、何かの拍子に人前で落としてしまったとしたら、人によっては人生でもワースト10に入る恥ずかしさを感じることでしょう。

デリヘル店はコンビニとは違い、毎日利用するという人は少ないので、ポイントカードを配布しても日常的に持ち歩いてもらえないことが多く、結果的にポイントカードによるリピート率向上には繋がっていかなくなってしまいます。

現在のポイントシステムはカードレス化が当たり前！

上述した通り、デリヘル店に毎日行くよ！という方は少なく、カードも自分自身でリスクを負うものになるので持ち歩くという人は少ないです。

ですが、今はスマホがそのままポイントカードになる時代です。

実はこれ、別に珍しいものではありません。

おそらくこの記事を読んでくださっている方の中にも既にスマホ型ポイントカードを利用している方はいらっしゃるかと思います。

仕組みは非常に簡単です。

お持ちのスマートフォンがそのままポイント管理アプリのような機能になっていて、そのままポイントを蓄積できるシステムになってます。実店舗向けの場合はスマートフォンに直接バーコードが表記され、店舗でバーコードリーダーを読み込むことでポイントの加算をすることもできます。

ユーザーは非常に簡単にポイントの管理ができ、さらにポイント残高も一目でわかり利用も簡単になることからリピート戦略に適したシステムになっています。
ポイントカードのカードレス化はデリヘル店にとっては画期的な発明だと言えます。

ポイントだけではリピートには繋がらない？

ポイントカードのカードレス化でデリヘルのポイントシステム自体の利用に抵抗を持たれる方は少なくなってきました。しかし、カードレスのポイントシステムだけを導入したのでは実はリピート戦略には繋がっていかないのです。

参考ページ
クレジット決済がデリヘル経営には必須の時代

このことからもユーザーが性衝動にかられ、デリヘル店を利用したいと思ったとしても現金、つまりキャッシュの持ち合わせがなければ当然、利用することはできないのです。

したがって、ポイントシステムを導入している店舗は最低限ポイントシステムとクレジット決済の両方を利用できる状態にしておかなければならないのです。

理想の販促方法

この流れが最も理想のユーザー行動だと言えます。

待ってるだけではダメ！プッシュ通知で意図的に呼び込む

ポイントシステムは性衝動を起こしたユーザーに対して、貴方の店舗を選択させるリピーター戦略のツールだと紹介致しました。
しかし、現在のポイントシステムはこれにとどまることがありません。
意図的に、貴方のデリヘル店を利用したいと思わせることも可能になっています。

ここで普段、お使いのスマートフォンを思い出していただきたいと思います。

アプリをダウンロードしておくと、新着情報を届けるためにプッシュ通知というものが搭載されているかと思います。

このプッシュ通知は忘れていた欲求を思い出させる働きがあり、購買欲求を増幅させる効果があります。

先ほど、理想の販促方法と称してユーザーの行動フローを紹介しましたが、このプッシュ通知を利用すると

理想の販促方法その2

このように変化します。
内容はターゲットとなるユーザーに合わせて変化するかと思いますが、性欲は淫靡な言葉を耳にするだけでも発生する可能性が高い本能です。ニュースの見出しに『痴漢』と単語が書いてあるだけで痴漢系イメクラ店は来店率が増えると言われています。
プッシュ通知はうまく本能を刺激させることで来店率を高めることが可能です。

デリヘル店の売り上げの大部分がリピーターによるものです。リピーター増加のための戦略を間違えてしまうと当然売上げは伸びません。
ポイントシステム、クレジットカード決済、プッシュ通知、これらのシステムを連動させて効率的にリピート客を増やすようにしてください。