デリヘル店も対策義務化へ!クレジット決済の不正利用対策

今年、発表されたニュースにクレジットカードの不正利用を防止する目的で法律改正が行われると発表がありました。

以下、日本経済新聞一部抜粋

 不正利用被害の約6割が電子商取引(EC)サイトで起きていることも踏まえ、EC加盟店にも決済時の本人認証手続きを増やしたりカード裏面の3桁のセキュリティーコードを使ったりするなどのなりすまし防止策を義務づける。情報漏洩対策も強化。加盟店がレジとカード読み取り端末を分離することで、店舗にカード情報を残さないことを原則にする。

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簡単に言ってしまえば、今まではICチップ未対応でもクレジット決済を行うことができたが、これからは必ずICチップの対応化を義務付けられることになるというわけです。

クレジットカードのIC対応に関しては【割賦販売法】という法律に沿って定義されています。
この法律の目的として、『商品やサービスを分割払いして購入する際に、消費者が不利益を被らないように、きちんと取引条件を消費者に明示することなどを義務づける法律』と定期されており、分割払いが可能となるクレジットカードの利用もこの法律の対象となっているというわけです。

 

デリヘル店に法律改正は追い風!?

もともと、インターネット上でもよく話題にあがるようにデリヘル点でのクレジット払いは不正を危惧して利用率は低いものとなっていました。背景としてはスキミングやなりすまし行為が横行した時があり、風俗店ではクレジット払いをするとカード情報を盗まれるというイメージが固まってしまったことにあります。
クレジットの不正利用は風俗店だけではなく世の中全般であるものですが業界イメージもありクレジット利用率は極端に下がってしまいました。

このような業界のイメージは、デリヘル店の経営者にとっては、クレジットは持っているが所持金が少ない見込み客を逃すことに繋がっていました。

以前の投稿記事にも記載しましたが、性的なサービスを受けたいという欲求は衝動的に起こりうるものです。
そのタイミングで現金を持っていなければ当然クレジットを利用するしかないのですが、スキミング等の被害を危惧することで利用を躊躇してしまうのです。

ですが、2020年のオリンピックに向けて国単位でこのような不正利用を防止する働きが行われてきました。
【割賦販売法】の改定もそのひとつです。
今後、クレジットのセキュリティがより強固となり不正利用に対する警戒心が緩んでいけば風俗店でも躊躇することなくクレジットを利用する人が増えてくるはずです。
決して安いとは言えない金額だからこそクレジットの利用率が高くなれば自然と集客に繋げていけるようになります。

ICチップ付きクレジット対策がデリヘル店には求められる

【割賦販売法】の改定が可決された今、ICチップに対応していない決済手法では対応できなくなることが必ずきます。特に多いのはスマートフォン型のスワイプ式決済端末で未対応のものが多いです。
メーカーによりますが、別途、ICチップに対応するための機器を購入する必要があります。

このように対応していないクレジット決済端末を利用している店舗は早め早めに対策を取るべきです。
義務化が確定した時にあわせてて新しく端末を導入しようと思っても、ICチップ対応の端末自体が在庫不足ですぐには仕入れることができない可能性もあります。
法律に振り回される前にしっかりと対応していきましょう。

ICチップ付きカードが義務付けられればカード利用のリスクが低くなります。
東京オリンピックが開催される2020年には完全にICチップに対応させていくと国は目標を掲げています。
上述したように、デリヘルでは今まで不正を恐れてクレジット利用を避けてきたユーザーも数多くいるので、セキュリティが強固になりつつある今、自分の店舗はいち早く安全を押し出していくことが集客のチャンスとなります。

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