デリヘルの開業は通常の店舗型風俗と比較しても初期費用が安く抑えられるために参入障壁は低くすむビジネスです。
その為、現在のデリヘル業界では多数の店舗が乱立している状況となっています。
デリヘルを開業して、利益を出し、成功するために大切なことのひとつに、コンセプトをしっかり決めてターゲットを絞って集客をしていくというポイントがあります。
しかし、この開業時のコンセプトや経営方針、手法をこだわりすぎた為に失敗に追いやられるというケースも例としてあるので気をつけねばなりません。
こだわりすぎたデリヘルの需要は少ない
ライバル店に負けないために、自分の店舗独自のコンセプトやサービスを確立させて勝負しようという方がいらっしゃいます。その考え自体は決して間違いではないですし、経営の方向性を決める上でも必要なことです。
ただ、そこに固執しすぎるあまり、周りが見えなくなってしまうことが人間には多々あるのです。
例えば、バイブプレイをコンセプトにした場合ですが、通常ですと、おもちゃプレイはオプション扱いで追加金額が必要となることが多いです。しかし、この追加料がかかるバイブプレイを通常料金に含めてしまうことで、おもちゃを使ったプレイが好きなユーザーを囲い込もうと考えたとします。
この時に、実は失敗するリスクを同時に抱えてしまっているわけです。
それはターゲットが非常に限定的になってしまうことです。
例にあげたバイブプレイですが、バイブ自体を使用したことがないという方も世の中には多く存在します。そのうえ、バイブプレイは自分に対して直接肉体に快楽を与えてくれるアイテムではないので、時間制限のあるデリヘルではよっぽどのバイブ好きでない限り、追加でサービスをお願いすることが多くありません。
通常料金にバイブプレイを含めてしまうと、バイブプレイに興味がない人にとってはその分損をしたような気持ちになってしまい、結果的に顧客を逃がしてしまうことがあるのです。
デリヘルのこだわりは誰もがわかる形で!
では店舗独自の色をどのように出せばいいかですが、これは飲食店を見てみるとわかりやすいと思います。
大手居酒屋チェーンでいうと、一軒めの冠を掲げた店舗があります。価格帯は非常にリーズナブルで、誰もが気軽に入りやすい店になっており、まさしく、中流階級未満の庶民の為の店という雰囲気のお店だと思います。
この店は平均的な年収を得て、軽く飲みたいという人にとってはかなり非常に入りやすい雰囲気のお店です。
このように、掲げるコンセプトによって引き寄せる客層は変わってきます。それはデリヘル店でも同じです。自分の掲げるコンセプトに賛同してくれる顧客がどのくらいいるのか、その客層を狙っている競合の店舗は何店舗くらいあるのか、事前に調べることが大切です。
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