経済学の観点から、一般的に供給過多の業界は儲からないという定説は既に常識となっています。
わかりやすく言うと、人口が100人しかいない島でさつまいもを一日1000個作ったとしましょう。一人が毎日1日買ったとしても余裕で赤字が膨らんできてしまいます。
ですので、その業界であったとしても供給過多の状態では利益を追求することは非常に難しいのです。
その供給過多の状況がとうとうデリヘル産業にもやってきました。
とある激安グループ店は本番行為が蔓延してしまい、とうとう警察に摘発されることに。結果的には潰れてしまうまで追い込まれてしまいした。それだけ、風俗業界に飛び込んでいく女性や店を始める方々が増えてライバルだらけになってきたとも言えます。
そんな状況で稼ぐのは難しいのではとお思いの方もいると思いますが、単純に稼ぎ方が変わっただけなのです。
デリヘルはまだ成熟期には至っていない
本来、ここまでの需要と供給のバランスが崩れた状態になっているとあたりまえですが売る側は非常に苦しくなっていきます。買い手が少ない中でそれをさらに奪い合っているのですから。しかし、性サービスはなぜか新規参入店でも大きく稼げるビジネスチャンスがあります。その大きな理由は業界がまだ成熟してないからです。
ひとつ自分の身の回りを想像していただきたいのですが、自分の周りの人で風俗にどっぷりはまっているとう知り合いが何人いらっしゃいますでしょうか?
私の周りにはせいぜい一人か二人です。時々行くという人も含めるとまだまだいますが、それでも10人には満たないですね。
しかし、これがアイドルだったらどうでしょうか?有名アイドルグループのAKB48を見てもわかるように、握手会に参加する為に、さらには長く握手の時間を確保するために一人でCDを何十枚も買い込んでという方が大勢いらっしゃいます。
風俗業界もそういったお客様はいらっしゃいますが、全人口の果たして何%なのかと考えると非常に小さな規模かと思います。
つまりはまだまだ、風俗という業界に対しての入り口に入っていない潜在顧客が日本に大勢残されているのです。
私はブログの有効性を記事にしたこともありますが、そうやって身近に感じて足を運ぶようになった顧客もいるように、今後、成功する鍵はいかに新規の客を取り込んでいけるかにかかっています。
若者の風俗離れ?いやいや性から離れることはまずありません
性欲は人間の三大欲求に位置するくらいに強い欲求です。仮にこの欲求が完全になくなるのなら人類はとっくに死滅していしまっているでしょう。さらに性欲の処理は代替がききません。米のかわりにパンを食べるような感覚では処理が追い付かないのです。
注)この女の代わりにあの女を抱くという意味ではありません。
SEXの代わりにオナニーということになるのですが、これでは性欲は処理しきれな いという意味です。
ただ、世間で騒がれているように草食系男性が増えてきたということもあり、性に積極的な男子が減ってきているのは事実です。そこで、現在のデリヘル店舗はこぞって今までの顧客をあの手この手で引き止めたり、他の店に通っていたお客様を引っ張ってこられるようにしたりと工夫をしていますが、それだけでは既に市場は狭くなっているのです。
いかに新規の顧客、それも今まで風俗とは縁がなく生活をしてきた人も『客』に変えられるかどうかが重要なポイントに変わってきます。
どうすれば風俗初体験の客を取り込めるのか?
これはおそらく考えて実践をしている人も多いと思います。
あくまで一般論的なこともお話しするかと思いますが、お聞きいただければと思います。
ポイント1:デリヘルを身近に感じてもらう
これは理にかなった方法がいくつかありますが、その中でも最も有効なのが『アダルトチャット』形式です。
実はデジタルコンテンツサービスの中でチャットレディの売上は増加しています。それは家にいても気軽に女性を会話が楽しめ、なおかつ自分の要求した性的興奮をさせるポーズやしぐさを取ってくれることから手軽さと価格の安さで現在のニーズにマッチしていると言われています。
私の知人でこのアダルトチャットからのデリヘルにつなげるビジネスを行っている方がいます。
方法は極めて簡単で、広告はアダルトチャットとデリヘル店への直接的な勧誘を同時に掲載するのですが、アダルトチャットでチャットレディをやってもらう女性にはデリヘル店でも働く女性を入れておきます。
この方法が非常に有効な理由は普段、チャットやモニターごしでしか絡めない女性と直に触れ合えるということです。
これは高級デリヘルやソープランドでAV女優の在籍をうたっている店とも同じ心理状況につなげていくことが可能です。
しかもデリヘル店が本業で回せるようになればチャットの方は多少単価を他のアダルトチャットよりも安く設定できるのでここからの販路開拓の手法がさらに簡単になります。
ポイント2:デリヘル嬢の個人アカウントでSNSを活用
アダルトチャットと狙いは同じです。デリヘル嬢を身近に感じてもらうことでデリヘルへの入り口を近づける作戦です。
フェイスブックを見てみるとキャバクラ嬢がお客を取るために非常に個人個人で頑張っているアカウントを見かけます。おそらく実名ではないですがそれでもプライベートで取ったであろう写真を投稿したり、コメントしてくれた方へのレスをしたりなど努力を見受けられます。
これと同じことをデリヘル嬢にも行ってもらうのです。
デリヘルは基本的に完全歩合性なので、お客がつかなければ1円も稼げません。しかし、SNS経由で指名をもらった場合には指名のバック料を2倍にするなどの特典をつければ主客して売上を上げたい店側、お給料をたくさんもらいたい女の子側の双方にメリットをもたらします。
潜在顧客と取った店が今後のデリヘル市場を抑えられる
簡単に潜在顧客の刈り取り方などを記載させていただきましたが、こうやってデリヘル嬢経由での指名は、サービスに満足してもらいさえすれば今後もリピーターになる可能性が高くなります。
私の年齢で若者を語るのは非常に烏滸がましいのですが、現在の若者は仮に風俗嬢であったとしても一人の女を愛するものです。
なので、性サービスを押し出して射精によるスッキリ感とお財布の優しさだけを押しても既に客は寄り付きません。プラスアルファとして必要なのがお客個人個人にあったある意味、愛に近い感情なのです。
今後、デリヘルで大きな利益を上げていこうと考えるならその点も踏まえてぜひ、施策を打ってみてください。
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