デリヘルは開業してから3か月が勝負!

よく著書を読んでいると耳にするのが、デリヘル店は約三か月で黒字化できるかが勝負という言葉を聞きます。

これは月にかかるランニングコスト等を引いても単月で黒字と見える月を四か月目には目指さないといけないということになります。

 

簡単にシミュレーションをしてみましょう!!

次の表を見てください。

 

図1 図1の2

上の表はまさにうまく経営が軌道に乗るまでの理想的な推移になります。

初期費用がかかる一ヶ月目の負担で赤字が大きくなることは仕方のないことです。

しかし、二か月からは順調に赤字額が少なくなり、四か月目以降は黒字経営、その後も右肩上がりで売り上げが伸びていっています。

これだけ順調に売り上げを伸ばせることができればまさに成功と言える一年目でしょう。

 

次にあまりよろしくなシミュレーションを見たいと思います。

図2

 図2の2

これがまさに時間がかかってしまっているケースです。それでもシミュレーションなので最後は黒字経営ということにしていますが、最後の八ヶ月目に関しても七か月目の売上よりも下がってしまっています。けっして安定とは言えないでしょう。

それでも黒字になるんだからとお思いの方もいらっしゃると思いますが、デリヘルの商品は女性コンパニオンです。おそらくこれだけ長期にわたって黒字化できない店では稼ぐこともできないので自然と離職率が上がってしまうので最終的な黒字化も難しくなってしまいます。

 

 

なぜ、デリヘルは最初の三カ月間が勝負なのか?

 

至極単純な理由ですが、これは稼ぐために入ったデリヘル嬢のモチベーションが続かないことが最大の理由になります。四ヶ月目ははっきり言って遅くとも四ヶ月目には黒字になっていないといけないという意味でもあります。

 

ここで実際に働く女性の気持ちになって考えてみましょう。

デリヘルで働くことによって効率的に稼ぎたいと考えて入店を決めた女性。しかし、実態はオープンしたてで全然客がつかずに、出勤しても暇を持て余してしまう。それが一か月目、二ヶ月目と続き、同じ時期に入った女性もどんどんと他店に移る。店n状況は一向に回復しない。

 

どうでしょう?こんな状況でも半年以上同じ店で働きたいと思うでしょうか?実際にデリヘル経営では新規客も当然重要ですが、経営を安定させるのはリピーターです。働くコンパニオンがコロコロと変わればリピーターはできないですし、目が肥えた客であれば、店の経営自体が思うようにいってないということがバレてしまいます。

経営がうまくいっていない店は何かしら経営者に問題があるであろうとも思われるのでなおさら客がつかなくなります。

よく、店の名前やHPを変えてなんとかごまかす店もありますが、結局は同じことを繰り返すだけになっているようです。

 

つまりは商品が意思のある女性である以上、どんなに引き止めても猶予は三か月が限界、それも赤字ではあってもある程度客が増えてきたなと実感してもられるような三か月であればの話です。

 

 

三か月間でデリヘル経営を軌道に乗せるために見るべき数字

 

最終的な売上を上げるにはその過程の数字を分析することが重要になります。

経営をしていると、月にかかった広告費だったり、家賃だったり、電話料金だったりとみるところはたくさんあるのですが、黒字化するのに見るポイントはお金以外の部分になります。

まずは箇条書きしますのでご覧ください。

コール数(お客様からの入電数) 

成約件数(電話から成約に至った件数) 

コンパニオンの出勤率

コンパニオン一人あたりの顧客対応数

延長件数

 

 

上記5点が営業をうまくするためのポイントとなる数字になります。

ではひとつずつ見ていきましょう。

 

コール数(お客様からの入電数)

これはまさに売上に直結するべき数字になります。

この数字を見てわかることが

・しかるべき媒体に適正な価格で広告が出せているか?

・広告のコピーの表現が適切か?

・一日あたりのコンパニオン稼働数は適切か?

などなどが見てわかります。この数字はお客様がいかに自分の店を認知したうえでさらにデリヘルを注文するかどうかの価値がわかります。

今、自分の店の電話が少ないようなら真っ先広告やHPの宣伝方法を見直してください。

 

 

成約件数(電話から成約に至った件数)

電話がかかってきても実際に売上に繋がるかはまだわかりません。ここでは成約数を見ていきます。例えば電話をかけてきても最初に電話を出たスタッフの対応が悪く心変わりしてしまう男性もいます。お気に入りの子が待ち時間が長いからやめたと言われることもあります。極端な例ではただの冷やかし客も存在するのも事実です。

この数字の分析は非常に重要でスタッフの教育度合や用意するコンパニオンの数や質の良し悪しの改善に必要性を伝えてくれます。

電話がなってきてOKではなく売上に繋がってこそ経営なのです。

 

 

コンパニオンの出勤率

基本的にデリヘル店は自由出勤とする店が多いです。しかし、出店当初はコンパニオン自体の数も少ないにも関わらず、出勤率が低くては売上に繋がるわけはありません。

ここはマジメント能力にかかっています。開店当初、実際にどれくらい稼げるのかが未知の状態でコンパニオンの出勤状況を円滑にするにはコンパニオンとの関係性や、経営者としての将来の展望、人間性が如実に出てしまいます。

経営のロケットスタートをするためにも、自分次第でコンパニオンは出勤するかどうかを決めると肝に銘じてください。

 

コンパニオン一人あたりの顧客対応数

 この数字は出勤率からも影響してきますが、未来の経営状況に関して参考にできる数字です。例えば、コンパニオンが一日出勤しているのに一人しか客がつかないようなら、それは供給過多。コンパニオンの求人は一切せずに経費は新規の客の呼び込み使うべきです。逆に回しきれない数字が出ているのであれば、少し宣伝日は抑えてコンパニオンを確保するべきです。ゆくゆくは店舗規模も大きくなっていって、売上も上げていきたいと考えている方多いと思います。

規模拡大を無計画に行ってしまえば、自分で自分の首を絞めるような結果になりかねないのでしっかりと数字をチェックしながら行っていきましょう。

 

 

延長件数

延長件数は顧客単価アップあけではなくコンパニオンの質も物語っています。そのコンパニオンといつまでも一緒にいたいと思わせるようなサービスを行える、そんなコンパニオンばかりであれば売上はどんどん伸びていくでしょうし、質の高いコンパニオンは絶対に手放してはなりません。コンパニオン全員に目を配ることは難しいかもしれませんが、特にどの子を重要視するかはこういった数字から判断できます。

 

 

まとめ

何度も言うようですが、デリヘル店はオープンから三か月間が勝負になります。

なんとなく広告を打ってなんとなく求人を出してなんとなく客対応をしていればいつかは軌道に乗っていくだろうなどと甘い夢は見てはいけません。

厳密な分析の元、未来を予想して、しっかりとした経営が必要です。

逆に言えば、しっかりとした経営ができていればそれだけ成功への道のりも近づいていくことになります。

オープン前と後では自分が予想していたものとは違う現実も出てくると思いますが、成功は自分の手で手繰り寄せていきましょう。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です