風俗のコラムでもよく耳にすることがある覆面調査。よく聞くのは本当にこの店は優良店なのかを調べる業者が覆面調査団の名目で使っていることが多いです。
しかし今回は目的としてはデリヘル嬢が本番行為を自ら誘発したり、チップをねだったりなど、店の経営に支障をきたすような行いをしていないかをチェックするための覆面調査の意味合いで使います。
なぜ、デリヘルに覆面調査が必要なのか?
デリヘル嬢は一度、本番行為で+αの金銭を獲得できたとき、本番行為は常習化していくと言われています。
さらに恐ろしいことは移動時間を同じ車で過ごすことです。店舗型風俗店とは違いデリヘル嬢同市の交友が生まれやすく、他の女の子と話す時間が生まれます。この時に本番行為をすることでより稼ぐことができると耳打ちされると一気に本番行為は蔓延化し、自分の知らないところで店は警察の摘発対象となってしまうこともあります。
そんな不足の自体を未然に防ぐためにも店舗によって覆面調査はデリヘル店ならではの風紀を守るための手法として定期的に行われています。
デリヘル店に必要な覆面調査の事前準備
覆面調査を行うと言っても、単純に適当な知人に頼んで、客としてデリヘル嬢の相手をしてもらえればいいというわけではありません。調査ですから女の子のサービス料金分を店が代わりに負担することになります。
一人のサービス料金が15000円だった場合、デリヘル嬢が30人いればそれだけで450000円もの支出になります。さらに依頼をする知人がデリヘルのサービスを受けること自体を報酬と捉えなければ別途調査料金を支払う必要も出てくるでしょう。
つまり、闇雲に風紀を保つためとはいえ、覆面調査をしてしまうと経営の圧迫に繋がってしまうのです。
覆面調査前に調べておくべき項目
ネットの噂をリサーチしておく
インターネット社会は便利な反面、店にとって都合の悪い噂も飛び交っています。
デリヘル店で最も困る情報が『本番あり嬢の噂』です。
ネットでは2chをはじめ、一般人が掲示板を介して情報交換できる場が数多く存在しています。その中には『○○店の△△ちゃんは本番OK娘』などと店名やデリヘル嬢の源氏名まで細かく書き込まれている掲示板もあります。こういった書き込みを日頃からチェックしておけば自分の店の女の子が本番行為や店のルールに反する行為を行っていたとしても、いち早く気づくことができます。
日常会話から探りを入れておく
人間は不思議なことに秘密を隠そうとするとどこか会話の内容がおかしかったり、振る舞いに不自然な点が見えたりします。
たとえば、他の店が本番行為を行って摘発されたと話題に出してみる、自分も行っているデリヘル嬢は急によそよそしくなってしまうものです。このように怪しいと思えるようなデリヘル嬢がいた場合には少し間を置いてから覆面調査をしみてればいいのです。
他には自分をよく指名していた客が取られた。○○は本番で客の指名を取っているとリークのような形で噂を耳にすることもあるでしょう。
このように、日ごろから自分の店のことを調べてみると意外と自分が知らないところで噂は出回っていたりします。
表面的な部分のみを見ようとはせずに、様々な角度から自分の店を見るようにしてみましょう。
覆面調査はデリヘル嬢にバレないよう行うことが鉄則
いざ、覆面調査を行うにしても、デリヘル嬢に知られてしまっては一気に信用を失ってしまうでしょう。違反行為を何も行っていない女の子からしてみたら、常に監視されているような感覚になりおもしろくはないはずです。
覆面調査はあくまでも周囲に悟られないように行わなければ意味がないのです。
一番注意するべきタイミングは、万が一本番行為が発覚した場合にデリヘル嬢を解雇した後です。出勤率の高かった女の子が急に出勤しなくなったら真実がわからずとも何か問題があったと探ってくる人もいます。
この時に沈静化をスムーズに図れるかどうかが経営者としての手腕が問われる一面です。
覆面調査は売上を上げるための施策ではなく、店を守るためのものです。
ある程度デリヘル嬢の人数が増えてくると様々な考え方を持った人たちが入店します。中には自分の利益になることなら店に迷惑がかかっても関係ないという考えを持った人もいます。
問題が公になってしまってからでは立て直すことは非常に困難です。常に調査をし続ける必要はないかと思いますが、経営に綻びを少しでも感じる場合には足をすくわれないようにしていかなくてはなりません。
コメントを残す