某知恵袋などで調べてみると、デリヘル業界にも繁忙期と閑散期はあるのかといった質問があります。
応えは『YES』です。
デリヘル業界にも確実に繁忙期と閑散期はあります。よく居酒屋では忘年会シーズンの年末や歓送迎会が集中する3月後半~4月前半にかけて繁忙期だと言われることがあります。
これは会社のイベントや日本の文化的な風土によってもたらされるものです。
では、風俗業界の繁忙期、閑散期はどのように決まっていくのでしょう。
人によっては性欲が高まりやすいのは夏だからとか、冬を越して春になると露出の多い女性が増えて刺激されるといった答えを持つ方もいると思います。
一概に否定できる意見ではありません。寒くなってくると体の温めるために鍋のような食事を体が欲することがあるように、女性の肌の露出は性欲も刺激されることもあるかと思います。
しかし、大きな要因はやはり経済的な理由が大きいです。
風俗業界は景気、不景気に左右されやすい業界になります。
お金に余裕がある人しかおそらくデリヘルを利用しようという人はいないでしょう。
ここに繁忙期・閑散期の究明の為のポイントがあります。
デリヘルを利用する人のお金を使うポイントはズバリ【余剰金】です。生活を圧迫させてまでデリヘル嬢と遊びたいと思う人はそうそういないでしょう。デリヘルを利用するときには十分な余裕のある時と相場が決まっています。
デリヘルの繁忙期はいつ?
デリヘル嬢と遊びたいと思うとき、早い話が財布を気にしないですむタイミングになります。それはお客様の層が一般的な会社員が大多数を占める場合には一定の特徴があります。
結論を先申し上げると
年末年始(特に冬のボーナス支給後)
夏のボーナス支給日後
の夏冬の限定的な時期のみが繁忙期となります。
それ以外は閑散期というよりは通常時期ですね。
強いて言うのであれば閑散期と呼ばれる次期は6月の祝日が全くなく、特にボーナスのような臨時的な収入もない時期や2月が年始の1月と歓送迎会の集中する3月前ということで特に客足が遠のく時期と言われています。
ちなみに経済心理学の点から話をすると、人はマイナスを0に戻すときにはどんなにお金がなくても使いますが、0をプラスにするときには財布の紐が固くなるということです。
例えば、病気になったときに手術費用が100万円掛かったとしても、病院に行って健康を取り戻すために診療を受けて薬を受け取り、必要があれば手術を受けます。
しかし、いくら美味しくても15000円のステーキはお金がないときには食べません。せいぜい、1000円のランチステーキでしょう。
特に日本人は貯蓄文化が根付いているのでその傾向が強いです。
つまりは、お金を使う優先順位がデリヘルは非常に低い位置にいます。
この特徴がデリヘル店の【暇】な状況を生み出すのです。
潤滑な経営をするためには一年を通して経営計画を練る必要がある
デリヘル店を年間通して黒字経営をするには広告費やキャンペーンの打ち方、女の子の求人など、時期のバランスを考えなければなりません。
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広告費の投資額を変える
これはかなり重要です。来る見込み客が少ないのにも関わらずバンバン広告を打ってしまえばそれで一気に赤字になってしまいます。
しかし、0にしてしまえば全く来なくなりますので、自分の店の規模や予算に合わせて投資するようにしましょう。
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キャンペーンをうまく使う
キャンペーンは新規の客や完全なリピーターに繋がらなかった客層に有効です。
通常よりも安い金額になっていたり、特別なオプションなどとついていたりすれば普通なら来ない時期でも、今を逃せば損になるかもしれないと思い来るお客様もいます。
しっかりとニーズにマッチするキャンペーンを押し出しましょう。
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女の子の求人を調整する
デリヘル経営の特徴として、常にキャストの女の子が不足しがちになるということです。
軌道に乗ればそんなことも少なくなりますが、経営序盤は特にこの問題に頭を悩ますことになるでしょう。
これを逆にメリットに変換します。閑散期に人で不足になってしまった場合には無理にキャストを増やすのではなく、現状の人数をうまく回すようにしてください。よくデリヘルは完全歩合性だから人数が多くでも人件費が圧迫することはないという方もいますがこの場合は人件費の話ではありません。
もしも少ない客で多くのキャストが多ければ稼げる人が限られてしまいます。結果、どんどん店を辞めていくことでしょう。せっかく指名を取ってリピーターの客ができても肝心の女の子が辞めてしまえばもう店にくることはありません。しかし、しっかりと一人一人稼げるように店を運営していけば、長く働くキャスト多くなり結果として新規とリピーターのバランスが取れるようになります。
以上、繁忙期と閑散期について書きましたが、店としては常に繁忙期でいたいですよね。
でも、ユーザーからしたらキャンペーンなどで安くなっているときに行ってみようかな思う新規客もいるので、計画的な経営を考えていけば閑散期だからといって必要以上のダメージを受けることはありません。
経営者としても、一般客としても時期を見て動くようにしましょう。
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