なぜ女性はデリヘルやピンサロで働くのか?
現在、風俗産業もインターネットの普及でデリバリーヘルス(デリヘル)の店舗が全国的に 急激に増えてきています。理由はホームページを立ち上げれば、設備投資に店舗型 風俗に比べて費用がかからないことがまずひとつ。
あとは法改正によって店舗型が あらたに設立することが難しいことがあげられます。
ただ、それに伴ってかどうか、働く女性も増えてきたということがあります。
水商売の第一歩だったキャバクラの需要の縮小
まず、根本的に水商売だろうとなんだろうと働くとなったらどれくらい稼げるのかという ところが基本になります。これが大きな理由になります。
一昔前、高利貸し業の方々、社会的地位の高い方々など、新宿歌舞伎町を中心に大枚を キャバクラで働く女性たち、通称キャバ嬢たちにガバガバと払っている時代がありました。
この時代では少し容姿がきれいでトークを頑張れば自給換算で8000円から10000円と言った 高自給で働く女性が非常に多かったのです。
しかしながら、条例での取締りが厳しくなってきたことで店舗経営も難しく、店側がそもそも 稼げない時代になってきたことでキャバ嬢たちに支払えるお金が減ってきたことでキャバクラ でまずは働こうという女性が減ってきたと言われています。
風俗業に対する価値観の大きな変化
『体を売る』と言われていた風俗業は一昔前のイメージだと借金でどうしようもなくなって しまった女性たちの最後の頼みの綱というイメージが浸食していました。
しかし、そのようなイメージが今は完全と言わないまでも払拭されてきたのです。
彼女たちの中で生まれた価値観が、より多くのお金を稼ぐにはもはやキャバクラではないということでした。
バイトでは日給一万にしかならない、キャバクラでも二〜三万しか稼げない、それならば同じ時間でより効率よく稼げる方が良い、と風俗の仕事に勤しみ、愛人登録が当たり前となったのです。 自分のまわりの知り合いで、可愛い女の子が風俗嬢になれば、同じくらいの容姿レベルの女性も、こんなに可愛い子が働いているなら、風俗嬢という仕事はキモくないし、ださくない、と考え始めるのが普通です。それが他の一般女性にも広がり、風俗で働くことはもはや通常のバイトをすることと同じような感覚に繋がってきたのです。
事実、一昔前にはキャバクラのメッカだった歌舞伎町ではキャバ嬢平均年齢は年を追うごとに上がり続けているそうです。これは、明らかに若い女性の参入率が減ったことが理由のひとつになっています。 風俗ならば効率よくお金を稼ぐことができる上に、キャバクラのような人間関係も必要がなく、酒を飲む必要もなければ、ノルマに追われることもない。好きなときに働いて大金を稼ぎ、好きなことに遣う。ダサい仕事でもキモい仕事でもないので、後ろめたく感じる必要もない。このような価値観がより風俗で働くという抵抗感をなくさせていったのです。
つまり、キャバクラをやらない理由は見つかっても、風俗をやらない理由は彼女たちの中から既に消え去ってしまったのです。
女性たちの性のハードルが下がってきたことも理由のひとつ
インターネットの普及でいつでもどこでもアダルト動画が見られることとや、出会いなどのチャット、SNS、ポータルサイトによって性の情報はあふれかえっています。そういった拝啓から、女性自身の性行為へのハードルが下がったため、風俗で働くということへの抵抗感が薄れていったのだと思われます。
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