デリヘル経営で注意するべき法律違反

デリヘル経営法律違反

インターネット検索で調べてみると、デリヘル利用者からの相談、または経営者の相談サイトなどは毎日のように賑わいを見せています。
それだけデリヘルのルールを守らずに利用する客や法律違反をして経営している人たちが多いということです。

デリヘル事業は【風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律】に定められている正規の事業です。当然ですが違反をしたものは厳しく罰せられます。

よく相談を目にする法律をご紹介致しますので、その後の経営に役立ててください。

デリヘル店でよく違反される法律

風営法

現在、デリヘル店は『無店舗型性風俗特殊営業届出確認書』を最寄りの警察に届ければ、法的に認められた店舗を構えることができます。
しかし、この届出を出さずに経営をすれば、無条件で警察の摘発対象になるので必ず経営の届出をするようにしてください。

【罰則】

無許可で風俗営業を行うと2年以下の懲役または200万円以下の罰金(併科あり)

罰則を受けた後は5年間は営業許可の取得ができない

デリヘル店経営の為の開業手順

 

売春防止法違反

そもそも売春とは
「対償を受け、又は受ける約束で、不特定の相手方と性交すること」(売春防止法第2条)
と定義づけをされている法律です。

売春防止法は売春をする行為と相手(この場合で言えば客)になることを禁止する法律です。(売春防止法第3条)

実は売春防止法はよく耳にする法律かと思いますが、実は売春自体には厳密な罰則は存在しません。

売春防止法は売春をする行為と相手(この場合で言えば客)になることを禁止する法律です。(売春防止法第3条)

実は売春防止法はよく耳にする法律かと思いますが、実は売春自体には厳密な罰則は存在しません。
罰則を受ける対象の法律は売春周辺行為(売春助長行為:売春防止法第5条~第16条)により罰則をくだされることになります。

デリヘル店経営者が売春が理由で摘発を受ける場合にはデリヘル嬢が売春行為を行っていたという理由ではなく、店側が行為を助長だせたという疑いで摘発に至るようです。

店の経営方針やルールで本番行為を禁止していても、知らないところでデリヘル嬢が本番行為を行っていれば摘発の対象となる危険があるので注意が必要です。

 

東京都迷惑防止条例違反

デリヘル店でこの法律に該当する場合はスカウト行為が非常に多いです。

この迷惑防止条例の簡単な定義ですが、

公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例
(参考:wikipedia)

となっております。

【罰則】

条例の規定に違反して路上スカウトを行った人は、50万円以下の罰金又は拘留

報酬を支払って路上スカウトをさせた人は、100万円以下の罰金に処せられます。

一時期、風俗で働くことを希望する女性を見つけるにはスカウトの使用が有効の時代がありましたが、現在は一部地域を除いて厳しい罰則を受けることになります。

デリヘル嬢の雇用は求人誌、求人サイト、知人の紹介をメインにすることを推奨します。

児童福祉法違反 

自動福祉法には
『児童の新進に有害な影響を与える行為をさせる目的をもって、これを事故の支配下に置く行為】(児童福祉法34条1-9)
と定義づけられている法律があります。

有害な影響をどのような行為で与えてしまうものなのかという明確な定義は書かれていませんが、デリヘル店で適齢年齢に達していない少女を働かせてしまえば間違いなくこの法律が該当してしまうでしょう。

現在はパソコンやプリンターのようなデジタル機器が非常に発達しています。
身分証の偽造が個人単位でできるようになったために店側は知らずに未成年を雇ってしまうケースも少なくありません。

身分証の提示は当たり前として、書かれている住所が実在しているのか、免許証番号と数字項目は一致しているのかなど、必ず事実確認をするようにしましょう。

万が一警察に摘発されたときに、知りませんでしたではおそらく済まないからです。

【罰則】

・児童に淫行をさせた場合……10年以下の懲役または300万円以下の罰金(併科されることもある)
・満15歳未満の児童をして酒席での接待を業務としてさせた場合……3年以下の懲役または100万円以下の罰金(併科されることもある)

デリヘル店の法的規制はまだまだ厳しい

デリヘル店は風営法の改正で、届出を出せば法的にも問題なく経営を行うことが可能になりました。そういう意味では以前よりも事業としては格段にやりやすくなったと思いますj。
しかし、認める代わりに違反は絶対にするなというプレッシャーもより強くなった気がします。
特にここ最近では無許可の店舗は否応なく摘発対象になる。
少しでも怪しい噂が経てば、捜査の手が伸びる。
そういった現象も起こっています。

完璧に健全で店舗経営を行うことは開業して間がないときは難しいとは思いますが、経営を成功させるには避けては通れない道です。
健全な店舗経営こそ成功の近道と思い、徹底して行ってください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です